ラフマ茶でアンチエイジングの鍵「アポシニン」を摂取できるかも…!

Salut! 近頃すこし不眠症の、よこたんですこんにちは。泣

今日は今一番気になっている中国のお茶、ラフマ茶(羅布麻茶)について。

ラフマ茶は、三国志の英雄「曹操」が飲んでいたといわれるお茶です。

アンチエイジングにすごい効果がありそうなんだけど、日本ではまだまだマイナーです。

でもひょんなことからラフマ茶の存在を知りました。




ラフマ茶には「アポシニン」が含まれている

ラフマ茶を見つけたのは、

「若さ」を保つ鍵となるタンパク質を発見したという記事を見たのがきっかけです。

東京医科歯科大学の研究者の方によるもので、研究結果は今年4月にNature(権威ある総合学術雑誌)に掲載されています。

「Y27632」と「アポシニン」という2種類の化合物を単離し、皮膚細胞でテストしたところ、肯定的な結果が得られた。論文では「これらを皮膚全層の損傷に塗布したところ、損傷の再生が著しく促進された」

引用:「若さ」を保つ鍵となるタンパク質を発見、東京医科歯科大の研究者ら

ちょっと難しい話なので要約すると、

  • 皮膚の老化を防ぐのにコラーゲンタンパク質COL17A1が必要
  • 加齢によってコラーゲンタンパク質COL17A1が低下する
  • コラーゲンタンパク質COL17A1の発現を維持させるのにY27632とアポシニンが有効だった
  • Y27632とアポシニンがマウスの創傷治癒を促進した

つまりY27632とアポシニンを摂取すればいいのでは?と思ったわけです。

で、早速調べたわけなんですが…

Y27632は食品から摂取できるかどうか、ちょっとわかりませんでした。

でもアポシニンでググったところ、でてきたのがこの「ラフマ茶」です。

ラフマ茶(羅布麻茶)とは

このラフマ茶が何なのかさらに調べてみたところ、とにかくすごくて。

ラフマ茶(羅布麻茶、学名:Apocynum venetum)とは、中国の北部及び西部が原産の植物で、ハーブの一種。

生薬名は紅麻(こうま)で、日本では燕龍茶(ヤンロン茶)とも呼ばれています。
※ラフマ茶=ヤンロン茶

ラフマ茶はお茶としては茶外茶(ルイボスティーなどと同じ、チャノキ以外の植物から作られるお茶)にあたるのですが、

中国ではラフマ茶が健康に良いお茶として日常的に飲まれているらしく、

なんでもラフマ茶をよく飲む地域では長生きする人が多いらしい…。

1970年ごろからラフマ茶の研究が盛んになり、1990年には唯一ラフマ茶に飲むお薬としての製造認可がおりたそうです。

さらにラフマの茎は繊維質が豊富で、織物にもできるんだそう。

ラフマの織物は繊維自体に抗菌力があるうえに保温効果が強く、高血圧予防やぜんそくに効果があるとか。

しかもラフマ茶はノンカフェインで、

ラフマ茶と他のお茶の栄養成分を比較してみても、他と比べてかなり高い数値でした。

カルシウム
(mg)
マグネシウム
(mg)
カリウム
(mg)
ナトリウム
(mg)
リン
(mg)
ラフマ茶 1,540 525 2,430 138 260
烏龍茶 310 200 1,800 7 230
紅茶 470 210 2,000 3 320
番茶 740 190 1,900 4 210
煎茶 440 190 2,200 3 280

(mg)

(ug)
亜鉛
(ug)
タンニン
(%)
カフェイン
(%)
ラフマ茶 84.9 1,250 3,110 5.59 0
烏龍茶 32.4 1,300 2,800 12.5 2.4
紅茶 17.4 2,600 3,300 20.0 2.7
番茶 38.0 690 1,400 11.0 2.0
煎茶 20.0 1,500 3,300 13.0 2.3

可食部100g当りの成分含量。参考:(剤)日本食品分析センター第46060450-001~3号 、出典:科学技術庁資源調査会編「四訂 日本食品標準成分表」、「食品微量元素含有量表」(第一出版)
参考:http://koumacha.com/userpage?id=84878

ラフマ茶の効果がすごい

アンチエイジング以外にも、ラフマ茶の効果はかなり色々るみたいなんです。

ラフマに含まれるフラボノイドやカリウムには血圧を正常に保つ効果があったり、

カテキン(お茶の苦味成分)には抗菌作用があります。

ラフマ茶をおすすめできそうな人

  • うつっぽい、気分が落ち込む人
  • 高血圧で悩んでいる人
  • ぜんそく、せき
  • 生活習慣病が気になる人
  • 風邪を予防したい人
  • ハゲてきた人
  • アンチエイジング(老化防止)したい
  • 不眠症で夜眠れない