iPhoneの充電を長持ちさせる10の方法とおすすめバッテリーケース

Salut!世界を食べ歩くグルメブロガーよこたんです。

今使っているスマホのバッテリーってどれくらい持ちますか?

わたしは最近、寝る寸前までほぼ80%を切ったことがありません。

でもスマホ依存がひどかったFacebook全盛期ごろは、朝から晩までほぼ片手にスマホを持ってたのでバッテリーの減りがはやいはやい。

午後には充電が軽く50%を切っており、夕方くらいにはほぼ無くなる有様。。。

去年のいまごろ23時にマルセイユに着いて、人もまばらな真っ暗闇のなか電池2%でホテルを探さなきゃいけなかったときは泣きそうになりました。

ネットが無い世界では生きていけないスマホユーザーにとって、バッテリーが長持ちしないのは死活問題です。

iPhoneの充電が長持ちしない人向けに、今すぐできる対策方法をまとめました!




充電はこまめに・1回の充電量を少なくすることで長持ちする

0%まで使い切ってから100%まで充電する時代はもう終わりました。

むかしの携帯に使われていたニッケル水素電池には、メモリー効果というものがあります。

メモリー効果とは、充電まえに残しておいた電池の%が記憶されてしまう性質のことで、

中途半端に電池を残した状態で充電をすると、次第に充電できる容量が減ってしまうというものです。

なので夜ギリギリまで粘って使っていたりしましたよね。

でも、iPhoneに使われているリチウムイオン充電池ではメモリー効果を気にしなくてOK!

自然放電もしないので、一気に大量に充電する必要がなくなりました。

そのかわりリチウムイオン充電池には3つの弱点があります。

「低温/高温劣化」「保存劣化」「サイクル劣化」です。

ひとつずつ説明します。

低温/高温劣化

リチウムイオン電池は0℃〜35℃でもっとも動作するようにできているので、極端に暑い・寒い場所で使用すると電池が劣化します。


引用:https://www.apple.com/jp/batteries/maximizing-performance/

なので、なんかスマホが熱くなってきて持てない!! という時は注意が必要です。

環境による温度変化よりも、ゲームや動画などの高負荷がかかるものを使用しているときに温度が高くなりがちなので、

熱いなと思ったら電源を切るか、複数のアプリを起動しないなどの工夫が必要です。

保存劣化

リチウムイオン電池は20%〜80%とのときに最も性能を発揮する性質があります。

フル充電やフル放電の状態での放置はバッテリー劣化につながるので、

iPhoneでは、電池が80%になるまでは高速で充電されるようになってますが、それ以降はトリクル充電といって電流が弱まるようにできています。


引用:https://www.apple.com/jp/batteries/maximizing-performance/

なので通常の使用では問題ないのですが、

充電が100%の状態で何ヶ月も放置していると、電池内部の電圧が高いままとなることで電池にダメージを与えてしまいます。

逆に0%の状態だとリチウムイオン充電池の保護回路が働くことで、充電しにくくなるという問題が発生します。

なのでAppleでは長期間保存する時は50%の状態にすることを推奨しています。

スマホを買い替えてメルカリで売る時なんかは長期間保存することになるので、電池の量を確認してからしまいましょう〜。

サイクル劣化

iPhoneでは500サイクルの充電をしても80%の性能が発揮できるリチウムイオン電池を使っています。

このサイクルは、充電を0%から100%にしたときを1サイクルと数え、

30%の充電と70%の充電を1回ずつおこなった場合も1サイクルと数えられます。(合計される)

なので電池を長持ちさせるためにはこのサイクル数を少なく保つ事が必要です。


引用:https://www.apple.com/jp/batteries/maximizing-performance/

そして「充電深度」を浅く保つのも大事です。

充電深度とは1回に充電する幅のことで、充電が20%の状態から100%まで充電した場合は深度が高く80%、

充電が80%から100%に充電した場合は20%と深度が浅くなります。

深度が浅いほうがバッテリーが劣化しづらいので、

日常の使い方としては、電池が80%になったらすぐ充電するような使い方が一番バッテリーに優しいです!

ちなみに設定>バッテリーからどんなアプリで電力を消費しているか、電池の使用状況を確認することができます。

さらに設定>バッテリー>バッテリーの状態から電池の劣化具合も確認可能。

電池減るの早すぎない!?って思ったら確認してみましょう。

iPhoneの充電が長持ちする方法

充電の方法以外にも、電池を長持ちさせるために設定方法を工夫することができます。

  • 画面の明るさを下げる
  • 位置情報サービスをオフにする
  • Wifi、Bluetoothをオフにする
  • icloudをオフにする
  • データローミングをオフにする
  • インターネット共有をオフにする
  • 機内モードをオンにする
  • 最新のiOSにアップデートする
  • 低電力モードをオンにする【重要】
  • バッテリーケースでこまめに充電【重要】

画面の明るさを下げる

画面が明るいと電池の消費量が激しいです。あと、明るいと無駄に目立ちます。
画面下からスワイプして設定メニューを表示し、照度を下げましょう。

位置情報サービスをオフにする

位置情報サービスをオンにしているとGPSが働いて電池を消費します。
設定>プライバシー>位置情報サービスからオフにできます。

Wifi、Bluetoothをオフにする

Wifi、Bluetoothがオンになっていると通信機器を探すために電池を消費します。
画面下からスワイプしてでてくる設定メニューからオフにしましょう。

スマホとアンテナが近いほうが消費電力が少ないので、Wifi環境を使える時はWifi、そうでないときはモバイルデータ通信をオンにしましょう。

Bluetoothは使うときだけオンにするべし。

iCloudをオフにする

iCloudがオンになっていると写真やメモのバックアップを自動で行ってくれますが通信が発生します。
設定>自分の名前>iCloudからオフにできます。

ただバックアップがとれなくなるのであんまりおすすめできない設定かも。

データローミングをオフにする

データローミングは基本使わないのでオフでOKです。
設定>モバイル通信>通信のオプションからオフにできます。

データローミングというのは、今使っている通信会社会社が提携している海外の通信会社の通信網を使う機能のことです。

なのでたとえばdocomoを日本国内で使っている場合はオンにする必要がありません。

これがオンになっていると海外でもスマホが使えるもののdocomoの料金プランでなく海外のデータローミング用の料金が適用されてしまいます。

海外でスマホつかったら高額な請求がきた!!っていうアレです。

ただ海外旅行などではオンにする必要がでてきます。

ThreeのSIMをスペインで使う(Threeはイギリスの通信事業会社。42カ国以上で使える)といった場合です。

インターネット共有をオフにする

インターネット共有は、スマホで使ってる通信をWifi化して他のスマホ/PCで使う機能なんですが、
インターネット共有を使ってる時の電池の減り具合は半端じゃないです。。。普段そんなに使う機会はないと思うので、切り忘れに注意!

設定>インターネット共有からオフにできます。

機内モードをオンにする

飛行機に乗るときや圏外のときにモバイルデータ通信がオンになっていると電力を消費しちゃいます。
画面下からスワイプしてでてくる設定メニューから飛行機のマークをオフにしましょう。

最新のiOSにアップデートする

最新のソフトウェアには先進的な節電技術が含まれている場合があるので、iOSを最新に保ちましょう。
wifi環境で設定>一般>ソフトウェア・アップデート

低電力モードをオンにする【重要】

電力をあまり使わなくてもいいように複数の設定が自動で変更される低電力モードをオンにしましょう。
設定>バッテリー>低電力モード

低電力モードがオンになっていると、Appのバックグラウンド更新がオフになったり、画面の自動ロックが30秒になることで電池を長持ちさせられます。

iPhoneの充電が2倍長持ちするスマートバッテリーケース

最後にここまで読んでくれた方のために、おすすめのバッテリーケースの紹介です。

いろいろ設定をいじるのが面倒、でもなるべく電池を長持ちさせたい!という方におすすめなのがiPhoneのスマートバッテリーケースです。

これを使う前は常に電池残量と戦う日々だったのですが、いまではそんな悩みもなくなりました。

難点はちょっと重いことくらいで、正直もうこのケースなしの生活には戻れないくらい便利です。

スマートバッテリーケースは、Apple純正のiPhone用ケースで、ケースとバッテリーが合体した形をしてます。

スペックもがっつり。

  • Appleのデザイン
  • 最大26時間の連続通話時間
  • 4GLTEで最大22時間のインターネット利用
  • 最大24時間のビデオ再生

※iPhone7スマートバッテリーケースの場合

上部が曲がるようになっていて、ここからiPhoneをスライドさせて差し込みます。

バッテリーケースの下部に接続端子があり、ケースから充電されます。

充電池をスマホ1台分常に持ち歩いているような状態になります。

実際にケースとiPhone本体の充電の残量は別々に表示されます。

ケーブルと充電器を持ち歩くわずらわしさもないし、
こまめに充電している状態になるので、バッテリーにも優しい。

2ヶ月前の釜山旅行にも持っていきましたが、夜になって友達の充電が切れた時にも貸してあげられるくらいの余裕が残ってました!

値段は機種により10,000円〜20,000円前後で、Apple公式よりAmazonや楽天で買うほうが安く買えます。

充電ケーブルつきのバッテリーでも同じくらいの金額しますが、遥かにこっちのほうが便利。

常につけっぱなしなので、紛失する心配もないし…
(↑フランスで充電ケーブル失くして買う羽目になった人)

もし今からこれを買った人で、使ってみて不満があったらTwitterで私に愚痴ってもらってもいいです笑 そのぐらいおすすめ。

というわけでiPhoneの充電が長持ちする方法の紹介でした!

この記事を役立てていただき、快適なスマホライフを送ってもらえたらとっても嬉しいです。

それではまた。Au revoir!