あけましておめでとうございます!
2019年になりました。
今年も1年あっという間だったね〜! なんてよくある会話ですが、
2018年は留学に行ってたこともあり、個人的な体感としては3年くらい経ったような感じですね。
極力長生きしたいので時間の流れをゆっくり感じる方法について時々調べたりしてるんですが、
人間って未経験の事に取り組むと脳の処理に時間がかかるらしいんです。
いつもと同じ一日を過ごすと脳が処理に慣れてるから、一瞬に感じるけど
はじめてのことばかりだと長い時間をすごしているように感じるらしい。
2018年の1年がゆっくり感じられたのは、はじめて体験することが色々あったからかな〜とか思ってます。
さて、今年もおせちを手作りしました!
毎年買うかどうしようか悩むんですがここ4年は手作りしてます。
来年の自分と、おせちの手作りを検討している人のためにかんたんなレシピの記録を残しておこうと思います。
おせちの基本
わたしのおせちを紹介する前にさらっとおせちの基本知識をおさらいしておきましょう。
おせちは上段から一の重、二の重、三の重と呼びます。
基本的には一の重には祝い肴(黒豆、数の子、田作り)と口取り(きんとんや伊達巻などの甘い物)
二の重に酢の物や焼き物。
そして三の重にお煮しめを盛り付けます。
はじめておせちを作った年はこれに習って作ったり盛り付けてたけど、今年はあまり気にせず、食べたいものをごちゃまぜにしたMIX仕様にしました。
一の重
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重箱は無印のを使ってます。
2〜4人くらいまでは対応できる大きさかな。
田作りじゃなくてにしんの昆布巻きが入ってるけど、一応祝い肴がふたつあるからこれが一の重ということで!
一の重の振り返りは3点。
にしんの昆布巻きはにしんを早く柔らかくするため、身欠きにしんでなくソフトにしんのほうが良さそう。
今回は身欠きにしんだったので柔らかく仕上げるのに結構気を使った。
次にからすみ大根。
冷凍庫に眠っていたからすみを大根で巻いただけなのでレシピもなにもないのだけど、お酒の良いおつまみになる。
地味なので昆布で飾り付け!他の文字もあって簡単に可愛いくなるのでかなりおすすめ。
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そして黒豆。いつもは丹波の黒豆(新豆)なのだけど、今年は間違って北海道産のひね豆(古い豆)を買ってしまったのだけど、しっかり戻して煮たらじゅうぶん美味しかった。
違いは丹波の黒豆と比べて豆が少し小さいことくらい!
鉄玉使ったらしっかり黒くなったし。
新しい試みとして、ラム酒をいれてオトナ味にしたのも良かったです。
仕上げに金粉でゴージャス感もプラス!
二の重
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さて二の重。
基本は焼き物を入れるお重なのだけど…
焼き物がローストビーフしかない!けどこれを二の重と呼んでしまいましょう〜
柚子釜に入れたいくらは冷凍庫に眠っていたふるさと納税。
おなますは地味な色合いですが、ごま風味が好きなのでいつも白すりごま入り。
にんじんは京人参。普通のものより味が濃くて好き。
そして、今年の新入りローストビーフ。
やっぱりお重に華やかさを与えてくれます。
ANOVA(低温調理器具)で54.5度で5時間半〜6時間くらい加熱しました。
ローストビーフの上にかかってるのはホースラディッシュ(山わさび)です。
ピンク色ではあるけど、加熱時間を変えて次回はもう少しレアに仕上げたものも食べてみたい!
ただあまりレアすぎると切りづらいんですよね〜…。
レストランなら、専用のカッターがあるけど。家だし。カッター高い。
軽く凍らせて切るのがいいかな?
低温調理好きな方、薄く切る方法知ってたら教えて〜
三の重
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三の重は本来お煮しめですが、あまり好きじゃないので完全排除。
祝い肴の田作りさんが一の重からおじゃましてきてます。
田作りはあまり得意じゃない方も多いと思いますが、これはおすすめ。
まず無塩のミックスナッツを投下して「つまみ」感をアップ。
さらに、ごまめは苦味につながる内臓が詰まっているお腹の部分をパキッと折ってます。
小さいし、地味な作業なのでTV見ながらちまちまやりました。
さらに弱火で炒るとパリッとして食感よく仕上がりますよ〜。
卵焼きは松露のもので、美味しかった。
伊達巻は甘さ控えめにしてオーブンで焼きました。
そして存在感のあるボタン海老は紹興酒漬け。
ボタン海老は冷やすことで甘みが増すので、漬けてる間にさらに美味しくなっちゃいます!
次回は甘海老でトライしてみたいな〜。
お雑煮
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お雑煮は父方の縁者が福岡ということもあり子供の頃から博多雑煮です。
博多雑煮の特徴はかつお菜、あご出汁、ブリ。
かつお菜は名前の通りカツオのような旨味がある葉物のお野菜で、
「勝つ」「男/女」ということで演技の良い食材でもあるのです。
毎年大叔母さんがかつお菜を大量に送ってくれますが最近は東京のスーパーでも見かけるようになりました。
わたしは大好物なので、ここぞとばかりに買いだめて冷凍しちゃう。
かつお菜と同じく外せないのがあご出汁!(あご=飛魚)
あごで出汁をとると、樽が効いた白ワインみたいな濃厚なコクと香ばしさがあるお出汁になります。
干した飛魚そのものを使うのがおすすめだけど、なかなか売ってないのです。
今年はあご粉末100%の袋入のお出汁を使いました。
ぶりはそのままでも良いけど塩ぶり(塩を振って1日寝かす)がおすすめです。
脂がのっているとさらにコクのあるつゆになりますよ〜。
温かいものが食べたかったので今年はお雑煮に加えて好物の茶碗蒸しも作りました。
祝い酒
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小布施に行った時に買った一村酒造場のスクウェア・ワンという清酒です。
名前もデザインもモダンでしょ?
小売はなく蔵元かHPからの購入になるそうなので、もったいぶって新年に開けました(笑)
少し黄みがかった色味。コクがあってやや熟成感もあり。
完全なジャケ買いだったけど、からすみ大根みたいな濃い味とのバランスもよく美味しかったです。
番外編:お酒のおつまみと平目の昆布〆
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冷凍した卵で作った卵黄の紹興酒漬けと平目の昆布じめです。
卵黄は漬けすぎるとしょっぱくなるので5時間くらいが良さそう。
平目は1時間くらい〆るとちょうどよく昆布のうま味が移って、平目の柔らかさも楽しめます。
1日とか置いちゃうと平目の水分が昆布に吸収されて固くなっちゃうので注意。
どちらもシビアな時間二品ですがお酒がすすみます(笑)
ということで以上、2019年のおせち紹介でした!
これから作る人は、まずは定番ものから作ってみて2年目から少しずつアレンジしていくのが気軽で良いと思います!
それでは、良いお正月を〜!
今年も良い一年になりますように!!