資生堂パーラー自由が丘!待ち時間や限定メニュー、店内の様子まとめ

Salut!グルメブロガーよこたんです!

5月18日、自由が丘にオープンした資生堂パーラーに行ってきました!

個人的には自由が丘に資生堂パーラーができたことはとても嬉しく、満を持してのオープンといった感があります。

というのも銀座の資生堂パーラーには家族で時々伺っていて、お気にいりの洋食レストランなのです…!

そして自由が丘はわたしが育った大好きな街。

大きな街路樹がある石畳みの通りやパティスリーなど、まるでフランスのような街並みに資生堂パーラーはとてもマッチしていると思います。

ということで今日は資生堂パーラーの歴史や自由が丘店オープン当日の様子、おすすめメニューなどをレポートしちゃいます!




資生堂パーラーの歴史

資生堂と聞くと化粧品のイメージが強くて、レストランがあることを知らない人もいると思います。

でも意外にも資生堂パーラーの歴史は古くて、なんと創業1902年!1世紀を超える老舗レストランなのですっ!

創業者の福原有信氏が1900年に行われたパリ万博の帰りに寄ったアメリカで見たドラッグストアを参考にして、資生堂の薬局の店内の一部にソーダファウンテンを設置したのが資生堂パーラーのはじまりです。
(ソーダファウンテン=飲みものなどを提供する設備のこと)

ここでは当時日本初となるソーダやまだ珍しかったアイスクリームが提供されていて、ソーダ水に化粧水をおまけにつけた商品が新橋の芸者さんに大人気だったそうです。

関東大震災では銀座店が全焼するも2ヶ月後には営業を再開し(!)1928年には本格的なレストランとして営業するようになり、いまでは西洋レストランの草分け的な存在として知られています。

銀座本店の資生堂パーラーは自由が丘店よりも重厚感があり、思わず背筋がピンとなるような素敵な空間なので、まだ行ったことない人はぜひ!

資生堂パーラー自由が丘店オープン初日の様子

オープン初日なのにすごい人!

道路に面したウッドデッキのスペースはオープンカフェスタイルで食事ができるようになっていて、お天気がいい日は気持ちが良さそうです♪

店内はレストランと地下の工房で作られたお菓子が並ぶ小売のコーナーがあります。

ランタイムは予約不可だったので、ウッドデッキのスペースに並べられた椅子に座って待ちました。

待っている間、アプリの説明を受けました。
会員登録するとポイントが貯められるようです。

ちなみにメアド登録が要りますがwifiが使えました。

自由が丘店のメニュー

待っている間にメニューの写真をぱしゃり。

銀座本店の資生堂パーラーと同じメニューも楽しむことができて、少し銀座本店よりもお安い印象でした!

自由が丘限定のお料理やケーキもあり、何を食べようかけっこう悩んじゃいました笑

自由が丘店オープン記念のモダンコースを満喫

40分ほど待ったところで名前が呼ばれて着席。

店内は50㎡くらいの大きさといったところでしょうか。

店内中央は横並びで着席できるカウンターが設置されていてカジュアルな印象。

ガラス張りから入ってくる外の光と間接照明で明るい雰囲気で、

小売のコーナーとは中で繋がっていて行き来できるようになっています。

カウンター席につくと花柄の可愛い紙のマットとおしぼりがでてきます。

銀のカトラリーはおろしたてなのかピカピカ!

自由が丘店オープン記念のモダンコースを頼むことにしました。

4,000円で、選べるメインとサラダ、コンソメスープ、ミートクロケット、ストロベリーサンデーに飲み物がついたお得なコースです。

お料理を紹介する前に少し残念だったお話。

店内は結構慌ただしい雰囲気で、どうやらオペレーションがあまりスムーズに回ってない感じでした。

カウンター席のすぐ横で関係者同士の名刺交換が行われていたり(なんだか現実に引き戻されるので目につかないところ行っていただけると有り難い)

提供が遅いと感じて注文をキャンセルするお客さんがちらほら。。。

わたしは後に予定があるわけでもなかったので待つのはそんなに苦ではなかったけど、

1品出てくるのに約20分かかっていて退店まで2時間かかりました。待ち時間もいれたら3時間。

コースを頼んだ人は、結構長い待ち時間だったのでは。

特にカウンターはおひとり様が多く、目の前にパーティションがあるので良くも悪くも意識が食事に集中しがち。

ゆったり構えて待つのは難しいんじゃないかなという気がするので、提供スピードをあげるか、サッと食べられるようなメニューの提供にするか。。。

オープン初日なので仕方ない部分もあると思うけど、ここはなんらか改善の余地ありと感じました。

でもスタッフの方たちはひとりひとりのお客様に対して真摯に対応されていたので、きっと時間が経つにつれ良くなっていくと思います。

ということで注文してから待つこと20分、最初の一品コンソメスープが登場。

クリアでキラキラと澄んでいます。

様々な野菜のエキスがギュッと凝縮されていて非常に美味しい…!

さて、コンソメスープの次はミートクロケット!

ミートクロケットは1931年に三代目の総料理長によって考案された伝統ある人気メニューです。

衣がとても薄くてサクサク!中はトロトロ!さいの目状のハムや仔牛の肉が入っています。

そしてメインのオムライスがやって来ました。ムラのない、綺麗な黄金色!!

卵は外がしっかり固まっているのに中がトロッとしていて、トマト風味のチキンライスとよく馴染みます。

オムライスはけっこう大きいのだけど、酢玉ねぎ、らっきょう、甘めの福神漬けの薬味と食べるとまた違った味わいで最後まで楽しめます。

最後にストロベリーサンデー。

バニラビーンズはみあたらず、しっかりしていてキレのある甘さで昔ながらのスタイル。

ハイビスカス&ローズヒップティーと一緒にいただきました。

本当はパフェも食べようと思ってたけどおなかいっぱいということでお会計してお菓子の小売コーナーへ。

ケーキや菓子小売のコーナー

小売コーナーはおもたせに良さそうな華やかなお菓子がたくさん並んでました。

いくつか気になったものをご紹介。

パッケージが可愛いドリンク♪

メタリックな缶の入れ物がおしゃれな花椿ビスケット。

ゲランドの塩とチーズパウダーを使ったサブレ。

ケーキはザ・王道!といった感じで、選びやすいです。

チーズケーキ、ロールケーキ、ミルフィーユ、ショートケーキ、オペラ…

みんなこの中のどれかひとつは好きでしょ?笑

ちなみにお会計の時に「オープン記念のプレゼントです」ということで何かがはいった袋をいただきました!

手元に残るものがあると、嬉しい・楽しい気持ちの余韻が続くからこういうの好き〜!

袋の中にはトランプみたいなデザインの可愛いボックスが二箱はいっていて、中はガナッシュにココアのクランチがまぶしてあるお菓子でした。

いま食べながらこの記事を書いてます笑

作りこまれた洋食を楽しんだり、自由が丘のお土産を買ったり…

自由が丘のマダムお気に入りのスポットになること間違いなしのお店です。

待ち時間はまだしばらくかかると思うけど、しばらくすれば落ち着いてくると思います。

ランチは予約できないので早めにいくか、電話などで混雑状況を確認されてもいいかもしれません。

というわけで、資生堂パーラー自由が丘のレポートでした!

それではまた。 Au revoir!

資生堂パーラー自由が丘
東京都目黒区自由が丘1-4-10 quaranta1966 1F
11:00~21:00 (L.O.20:00)※喫茶L.O.20:30
定休日:月曜(祝日は営業)、年末年始
03-3718-7620