Salut! グルメブロガーよこたんです。
ヒルナンデスやあさチャン!などのTV番組でも紹介されている噂のパスタ、水漬けパスタって知ってますか…?
その名の通り、パスタを水に漬けたのが水漬けパスタなんですが、これを茹でるとモチモチで生パスタのような食感になるらしいんです…。
パスタ大好き人間としては検証しない手はないでしょ〜ということで作ってみました!
- なんで水漬けパスタはモチモチした食感になるのか
- 水漬けパスタの作り方
- 水漬けパスタのメリット
このあたりを解説していきます!
なんでモチモチになるの?
小麦粉に含まれるデンプンには、アミロースとアミロペクチンといわれる2種類のデンプンがあります。
このアミロースは、熱水に溶けやすく、アミロペクチンは熱水に溶けにくいという性質があります。
お米にもアミロースとアミロペクチンが含まれているのですが、アミロペクチンが多くアミロースが少ないとモチモチ、その逆だとパサパサした食感になります。
パスタを水に漬けることで生パスタに近づけられる
このモチモチのポイントになるアミロペクチンをしっかり糊化(ねばねばさせる)にはでんぷんの分子のすき間に水の分子が入っている必要があります。
でもアミロペクチンは熱水に溶けにくいうえ、水分を含んでいる生パスタと違い、乾麺のパスタは中心の水分はゼロ!
そこでパスタをしっかり長い時間浸水させることで極力生パスタの状態に近づけ、
通常よりも糊化をしっかり行うことができ、モチモチ感を生み出すことができるのだと考えられます。
ごはんを炊く時、お米を浸水させるのと同じ原理でございます。
水漬けパスタの作り方
それでは作ってみましょ〜。
用意するものは、パスタが入る容器、水(1L)、パスタ(1人前)これだけ!
1時間半たったら出来上がり。白っぽく、触ってみてでろーんとしていればOK。
水漬けパスタは水に漬けたまま冷蔵庫で3日くらいは持つので、
「あっ! 今日パスタ食べたい〜♪」 と思ったタイミングですぐ水に漬けておきましょう。 JUST DO IT.
水漬けパスタから水だけを鍋に入れたら沸騰させてからパスタを入れて茹でます(塩はお好みで)
その時間わずか1分。
茹でずにソースと一緒に加熱してもOKなので、超時短でできちゃうー!
いいことづくしの水漬けパスタ
時短で調理できるし節約にもなる!
通常よく使われるスパゲッティーの太さは1.6mm。大体茹でるのに8分くらいかかります。
それが水漬けパスタの場合1分。水漬けのセッティング時間を差し引いても時短ですごい。
さらに加熱時間が短いのでガス代も節約できてエコ!
もちもち食感!
普段の乾麺パスタがちょっとリッチな生パスタ風のもちもちな仕上がりに大変身します。
フェットチーネなどの幅広の平麺パスタで作ったら、生パスタと間違えられるかも…。
こってり系のパスタソースと相性ばっちり!
水漬けパスタで生み出されるモチモチした食感は、こってり系のパスタソースと相性抜群。
ペペロンチーノなどのオイル系パスタは少しパスタに芯の感じられるアルデンテのほうが向いているので、
ミートソースやクリームソース系のとろっとしたソースと組み合わせてみましょ〜。
わたしはナポリタンに使ってみました。
ぼよよんとした弾力ともっちり感がでて大満足の美味しさ。
気になった人はレッツトライです。
それではまた。 Au revoir!