パリのお土産は高級バターがアツい!エシレやボルディエ5種類を食べ比べてみた♪




フランスでの留学を終えて、お土産に持って帰ろうとまず最初に考えたのがバター。(次に塩)
あまり家にモノを増やしたくない派なのでどうしてもお土産が食品中心に。
何を持って帰ろうか悩んでいたところ仲良しの先輩から「ボルディエは日本のバターより段違いに美味しいよ!」との情報が。そういえば数年前はじめてパリに来たとき、ボルディエのバターを買って帰ったっけ…。ぼんやりとした記憶はあるものの、味の記憶が曖昧…。ということで再び確かめてみたくなったのです。




パリのお土産をバターにした理由

バターを大量に日本へ持ってかえるのは大変。なんたって重いし、飛行機の受託荷物重量制限にダイレクトに影響してきます。
保冷バッグや保冷剤の大きさとのバランスもあるし、やたらめったら買うわけにはいかず、いろんなメーカーのバターを目の前にしながらどれを買うかかなり悩んでしまいました。
結局複数のバターを比較しているブログ記事を見て、ボルディエとベイユヴェールのバターを購入!

ボルディエとベイユヴェールに関しては馴染みがない人もいると思うので以下概要。

ボルディエ

1982年創業。フランス国内の三ツ星レストランを始め、世界各国の一流レストランがテーブルバターとして使用しているジャンーイヴーボルディエ氏の発酵バター。フランスの食の宝庫である「ブルターニュ地方」で、伝統的製法にこだわり、かつ厳選された新鮮なミルク(契約農家より毎日届けられる、ブルターニュからノルマンディー地方のミネラル豊富な牧草を食べて育った乳牛の新鮮なミルク)を使用して作られており、口当たりが滑らかで香り高いのが特徴。

ベイユヴェール

ミシュランシェフたちも愛用するバターとチーズのブランドbeillevaire(ベイユヴェール)。フランス西部のナント郊外で1980年に創業、高級チーズと発酵バター専用の工房、アトリエを構えています。現在はパリをはじめ、フランス中西部に約60ものフロマージュブティックを展開中。

ボルディエは海藻やゆずなどのフレーバーが練り込んであるバターが特徴的。
一応両者とも日本でも買おうと思えばセレクトショップやネットなどで買えます。
ベイユヴェールは麻布十番にブティックがあり、チーズケーキなど他の乳製品もいろいろ取り扱っているようです。
ちなみに私はパリのギャラリーラファイエットのグルメ館(-1F)で買いました!

以下が購入したバター達。こんなにバターを沢山買うことそうそうないので、並べてみるとなんだか変な感じ。

・ボルディエ 塩分4%(Bordier Beurre de Baratte Salé 4%)
・ベイユヴェール ドゥミセル クロッカント(beillevaire demi-sel croquant)
※croquantとはフランス語でカリカリとした食感の意。ノワールムーティエ島の海塩結晶が練りこまれているとのこと。
・ボルディエ ドゥミセル(Bordier Beurre de Baratte Demi-Sel)
・ボルディエ ゆずフレーバー(Bordier Beurre de Baratte au Yuzu)
・ボルディエ 燻製フレーバー(Bordier Beurre de Baratte au Sel-Fumé)

燻製バターは間違いなく美味しいし、日本人としてゆずフレーバーは外せないし…。他のメーカー含め数十種類売ってるので正直かなり悩みました。
日本で人気なのはボルディエの海藻入りバターみたいなのですが、前に食べたことがあったので今回は違うものを選んでみました。

フランスのバターは製法や塩分が選べる

日本のバターは発酵・無発酵、食塩不使用(無塩)・有塩の区別程度ですが、フランスのバターはもう少し細かく種別が別れています。

製法は以下の3種類、殺菌していない生クリームを使ったものが一番高級なバターとされ、賞味期限が短いです。ボルディエなどはこのクリュに相当します。
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さらに塩分別に3種類あり、ドゥーが日本の食塩不使用バターに相当します。
[table id=1 /]

ここで注意したいのが日本のバターとフランスのバターの塩分の差。
日本の有塩バターは1。2〜1.5%程度の塩分なのでDemi-Selに相当します。しかし!ボルディエのドゥミセルの塩分は2.8%…。他のメーカーもドゥミセルはだいたい平均2.0%以上の塩分量です。
なのでフランス語でDoux(ドゥー)甘い/ソフト、Demi(ドゥミ)半分という意味だし…と思ってDemi-selやSaléを買うと、普段よりしょっぱく感じる可能性があります。
ちなみにフランスでは主食として日常的にパンを食べているということもあり、塩気の控えめな(しかし日本よりは塩分強めな)バターが主流です。
家庭ではドゥーもしくはドゥミセルを購入するのが普通で、Saléはスーパーではあまり見かけなかったりします。

ボルディエの塩分4%バターは意外としょっぱくない

まずベイユヴェールのドゥミセル クロッカントとボルディエのドゥミセルを比較。

上半分がボルディエ、下半分がベイユヴェール。
あぁぁ…パンにジュワ~っとバターが染み込んで美味しい!

写真をみてもわかるとおり、ベイユヴェールはボルディエに比べて色が薄く、日本のバターに近い印象でした。ミルキー感を強く感じます。
持ち運んでいる過程で塩粒が少し溶けてしまったのか、ボルディエよりも塩気を強く感じました。
対してボルディエはかなりコクがあり濃厚。インパクトのある味です。

次にボルディエ燻製フレーバーとボルディエゆずフレーバーをトライ。


上半分が燻製フレーバー、下半分がゆずフレーバー。
ボルディエ燻製フレーバーには燻製のモト(?)であると思われる黒いつぶつぶがバターの中に練り込まれていて、パンのカリッとした耳の部分を食べるとトーストの香ばしさが引き立ちます。お肉とも相性が良さそう!ボルディエゆずフレーバーはとっても爽やかな味わい。ボルディエの濃厚さは保ちつつ、後味がさっぱりしています。普段パンにジャムを塗る人も、ジャム無しで楽しめそうです。グリルしたお魚に使っても美味しそう。

最後に一番意外な結果となった森永北海道バター(塩分1.6%)とボルディエ 塩分4%(Bordier Beurre de Baratte Salé 4%)。

北海道バターは安定の美味しさ。バターの優しい甘さを感じます。
ボルディエ塩分4%は、塩分が北海道バターの約2倍なだけあって、しょっぱく感じたらどうしようと思っていたのですが、塩気に関しては正直あまり差を感じませんでした。発酵バター特有の酸味があり、パンも甘みのあるタイプだったためでしょうか…。
ベイユヴェールと比べてもベイユヴェールのほうが塩気が強いと感じました。
お腹の減り具合や合わせるパンの味にも左右されそうです。
 
 

まとめ

  • フランスのDemi-sel(ドゥミセル/薄塩)バターは日本のバターより塩分強め
  • しかし発酵バターの酸味が塩分の強さを打ち消すためしょっぱくはない! ※減塩食な方は注意!
  • ゆずや燻製などのフレーバーバターはお肉やお魚などの料理にもおすすめ
  • あっさり派はベイユヴェール、コクあり派はボルディエがおすすめ
  • 受託荷物重量制限に注意(笑)

個人的にはなんだかんだボルディエのドゥミセルが大活躍しそうです。 燻製バターはまだ知らない人も多いと思うのでホームパーティーの時に出したりしても良いかも。 みなさんも日本にはない風味が楽しめるフランスのバター、ぜひ試してみてください♪