支払い設定ミスでサーバーが凍結され、ブログが見れなくなってたことがついさきほど発覚し、
冷や汗かいてたよこたんです…こんばんは!
無事復旧したので、今日はフランス・トゥールでのホームステイ2日目の続きを書こうかと。
2日目は日曜だったのでマダムにつれられて朝からマルシェ(屋外マーケット)へ行きました!
フランスの生活にかかせないマルシェ
フランスはパリだろうとどこだろうと街の中にマルシェが開かれてます!
たいてい日曜は必ずやってますが水曜とか平日やってるところもあります。
野菜から肉からジャムから大抵の食品はここで入手できます。
スーパーも一応存在しますよ!
よくエコバッグがパリ土産としてガイドブックにでてるMonoprixとかね。
だけど、スーパーはあんまりいかないんだよね〜。
パンはパン屋へ、それ以外はマルシェで買うのが基本。
ということで、雨が降っててめちゃ寒くてもめっちゃ人いるのがマルシェ。。。
マルシェはこんな雰囲気
大体お肉、野菜、チーズ屋さんは絶対あって、面白いところだとお惣菜屋さんとかきのこ屋さんなんかもあるよ。
チーズ屋さん
いちばん「あ〜ここはフランスなんだな〜」って実感が湧くのがチーズ屋さん(笑)
本当にいろんな種類が売られてます!
特にシェーヴルチーズ(山羊のチーズ)は必ず購入。(ロワール河流域の名産品。写真の真ん中あたりにある、灰色の円筒状のもの。)
他のチーズもあわせて、3種類くらいは常に冷蔵庫にあったな〜。
ラップしないからどんどん乾いて固くなってたけど…そういう味わいの変化も楽しみのひとつなのじゃ。
お肉屋さん
日本のお肉屋さんとフランスのお肉屋さんの決定的に違うところ…
それは薄切り肉がないこと!!
基本かたまりで売ってるので、日本のスーパーみたいに薄切りのお肉は売られていません。
その場でオーダーすると切ってくれるのでカレー用にすこし小さく切ってもらったことはあります。
が、問題なのは薄くしたい場合。
日本レベルの薄さにはならないので注意!
たぶんステーキとかでしか食べないからなんだろうな…
フランスでしゃぶしゃぶとかアスパラガスの肉巻きとか食べたい人はスライサー買うしかないかも。
魚屋さん
あるにはあるんですが、種類が少ないです。パリとかの大きい都市や魚をよく食べるマルセイユとかなら種類豊富かも?
それとフランスはもともと生魚を食べる文化がないために、日本と同じ鮮度のものはまず買えないと思ったほうが良いです。
ブリジットも「生魚は食べられない〜」って言ってたし、そもそもフランス人にあまり生魚の需要がないのです…。
ただパリの場合、最近は活け〆(釣りあげたあと魚の血抜きをしたもの。血が抜かれているため生臭さがなく長期間鮮度が保たれる)された魚を売る専門店ができたらしく、これから新鮮な魚の流通が増えるかも。
火を通して食べる分にはそんなに気にならないけどね。
野菜・果物やさん
人参やじゃがいもなど馴染みのある野菜も手に入るけど、せっかくなので日本では入手困難な野菜をぜひ買ってみましょう!
たとえばこのBetterave(ビーツ)。根菜で一見カブのようですがアカザ科といってほうれん草と同じ科です。
そのままだと土臭いのでしっかり茹でる必要があるんで、cuites(調理済)して売られてます。便利!
ビーツの赤い色素ベタシアニンはポリフェノールの一種で強い抗酸化作用があるし、すごく甘みがあって美味しいのです〜!
あと不思議だったのが、みかんは普通に手に入ります(笑)
フランス人みかん好きなのかも!
マルシェ行く前に準備しておくと良いこと
お肉は部位の名前なんかも知っておいたほうが良いです。
いったい何グラム買えばいいのか?これも普段からなるべく料理をして感覚をつかんでおいたほうが良いです。
マルシェで使えるフランス語
まずは店主とアイコンタクト(笑)
店主は買い物客を順番にさばいているので、自分の順番がくるのを見計らいます。
↓
愛想いい人なら
Bonjour Madame/Monsieur!
(ボンジューマダームorムッシュー/こんにちはマダムorムッシュー)
と言ってくれます。
こちらも同じように挨拶していざ、買い物スタート!
↓
Je voudrais ça s’il vous plaît.
(ジュヴドレ サ シルヴプレ/これをいただきたいのですが)
と言いながら欲しいものを指差します。
※ça(これ)のところで複数指定したい場合、celui-ci et celui-là(セルィシー エ セルィラ/これとあれ)に置き換えます。
ça et çaと全部サで言うのは変らしいです。byパリ語学学校の先生
もっというと欲しいものが女性名詞の場合はceluiがcelle(セル)にしたほうがいいんだけど、そんなのわからん!って人はどっちでもOKです。
※Google先生に聞くとグラムや商品名を入れたフランス語の頼み方の記事がいろいろヒットするので見てみましょ。
↓
店主は陳列棚からオーダーされたものを取り出しながら
autre chose?
(オートルショーズ?/他に何かほしいものは?)
c’est tout?
(セ トゥ?/これで全部?)
とかって聞いてきます。
何もない場合は
Ce sera tout
(ス スラトゥ/これで全部です)
と笑顔で答えたら金額を言ってくれるので、数字を頑張って聞き取って支払います。
↓
受け取りつつバイバイの挨拶。
Merci beaucoup au revoir bonne journée!
(メルシーボークー オーヴァー ボンジョルネ〜!/ありがとうさようなら良い一日を)
↓
ミッションコンプリート!
買い物の最初の最後の挨拶が超大事だと思います!
フランスではデパートやコンビニっぽいお店でもBonjour!とAu revoir!は必ず言うので、覚えておいて損ないですよ。
マルシェに行ったらフランス語を長めに話さざるを得ないので、勇気出してまずは行ってみましょう!
…なんだかマルシェ攻略法みたいな記事になってしまいましたが、
フランス留学2日目は結局何していたかというと、マルシェでブリジットが野菜やマッシュルームなどを購入。
マルシェにはブリジットの友人もたくさんきていて、会うたびにビズ(ほっぺとほっぺをくっつけるフランスの挨拶)しながら楽しそうに会話を交わし買い物を終えたのでした。
つづく
現地の雰囲気に溶け込みたいならフード付きのアウターは必須(笑)