SIMロック解除を自分で行う方法【SIMフリーにする方法】

Salut！　ガジェット大好きグルメブロガーよこたんです。

先日父がスペイン旅行に行った際、使用している数年前のスマホ（Xperia Z3 compact）で

ThreeのSIMを使おうとしたところSIMロックされていて使えませんでした…

が、試行錯誤の末にオンラインのサービスを使って自分でSIMロックを解除することに成功しました！

今回SIMロックされてるかどうか確認したり、SIMロックを自分で解除する方法を調べるのにかなり時間がかかってしまったので、

このあたりを備忘録として残しておきたいと思います。

SIMロックとは、通信事業者の囲い込み戦略の一つ

そもそもSIMロックとはなんなのか？

SIMロックは他の通信事業者への乗りかえ（ドコモからソフトバンクへ等）を防ぐためのものと言われてます。

スマホにはSIMカードというものが挿入されているんですが、

SIMカードには電話番号・IMEI（端末認識番号）・契約者情報などが登録されていて、

スマホ利用者を特定するとともに、他の通信事業者で使えないようにするためのロックとしても使われているんです。

これがSIMロックと呼ばれています！

海外ではSIMロックは一般的ではないのですが、日本のスマホはSIMロックされていることが多いです。

ちなみにロックは回線ベースなので、今ドコモをつかっていて新しく契約したい通信事業者で使用する予定の回線もドコモの場合、

回線が両方ともドコモなのでSIMロック解除せずに乗り換えることができます。

そもそも自分のスマホがSIMロックされてるかわからないという人は以下の記事を参考にしてみてください。

SIMロック解除されてるか確認する方法【このスマホはSIMフリー？】

2019-06-03

SIMロック解除のメリットとデメリット

SIMロック解除しようとしてる人は、解除後どうなるのかが気になリますよね…。

ただ正直、SIMロック解除してもメリットしかないです。

SIMロック解除のデメリット

SIMロックは契約者が他社に流出してしまうのを防ぐためのものなので、SIMロックを解除してもデメリットはありません！

たとえばドコモの契約を解除することでドコモのアプリが使えなくなる、ということはありますがそれはSIMロック解除が原因じゃないですよね。

SIMロック解除のメリット

なんか怪しい文章っぽいけど、、、SIMロックを解除すると良いことづくしです。

通信事業者が選び放題

大手キャリア、たとえばドコモで買ったスマホのSIMロックを解除して、ソフトバンクに乗り換えてもそのまま使えます。

最近は格安SIM（MVNO）という月2,000円程度でスマホがつかえる通信事業者もありますが、

大手からこの格安SIMに乗り換えるときもスマホの買い換え不要です！

海外でも自分のスマホで格安SIMが使える

通信事業者を自由に選べるようになるということは、もちろん海外の通信事業者も選べるということ。

海外旅行によく行く人はSIMロック解除しておいたほうがお得です。

たとえば父がスペインで使おうとしていたThreeという通信事業者はイギリスをはじめとして42カ国で使えるSIMです。

これは1ヶ月約1,000円で使えるSIMなのですが、海外レンタル用wifiだと1カ国・5日間3,000円〜4,500円くらいするので、SIMのほうが絶対お得です。

中古スマホが高く売れる

メルカリやヤフオク、質屋などで中古のスマホを売る時、SIMロック解除されている端末のほうが高く売れます。

自分が契約している通信事業者と買い手が使いたい通信事業者が必ずしも同じとは限らないわけで、

当然いろんな通信事業者で使えるほうが価値があります。

ものによっては数千円〜10,000円近く差がでてくるのでSIMロック解除してから出品しないと損する可能性があります。

SIMロックを解除する方法

SIMロックを解除するやり方は大きく3つあります。

ただ基本的にはキャリアでのSIMロック解除になり、

オンラインの業者を使って自分でSIMロックを解除方法は完全に自己責任になります。

通信事業者（キャリア）でSIMロックを解除する

通信事業者にSIMロック解除を申し込む方法です。

契約中か解約後か、端末が発売された時期などによっては事務手数料が必要です。（大体どこも3,000円）

基本的に発売されてから日が浅いスマホで、いままだ契約中の状態ならウェブ上で申込みできると思います。

ドコモのSIMロック解除
auのSIMロック解除
ソフトバンクのSIMロック解除

ただキャリアでのSIMロック解除は、

「購入後101日以上経過した端末に限る」「中古で購入したスマホは対象外」「契約者本人以外解除負荷」「解約後90日以内に限る」

などの縛りがあるので、海外にいるなどの理由からキャリアでのSIMロックを諦めざるを得ない人も出てくると思います。

SIMロック解除アダプタ（SIM下駄）を使う

SIMロック解除アダプタとは、SIMカードをのせるトレーの形状をしているもので、SIM下駄とも呼ばれていたりします。

SIMロック解除アダプタにSIMカードをのせると、そのSIMカードが使用可能なSIMカードだとスマホに認識させることができます。

なので正確にはSIMロック解除ではないのだけど、このSIMロック解除アダプタをつかっている間だけSIMロック解除状態にできるという商品です。

SIMロック解除アダプタ　メール便送料無料

posted with カエレバ

楽天市場

Amazon

Yahooショッピング

キャリアでのSIMロック解除ではないので自己責任になりますが、

SIMロック解除アダプタが届いた日からSIMロック解除状態になるので急いでいる人におすすめです。

オンラインのSIMロック解除サービスを使う

ファクトリーアンロックと呼ばれているオンラインで申し込むことができるSIMロック解除サービスを使う方法です。

スマホを製造しているメーカーにSIMロックを解除してもらいSIMフリーにします。

お値段が10,000円〜40,000円くらいと結構高いものがあったり、

申し込んでお金をはらって、数ヶ月経過してもSIMロックされたまま…という詐欺サイトもあるようなので、

本当に信頼できるサイトか見極める必要があります。

やり方としては「ファクトリーアンロック」「unlock online」などで検索して、良さそうなサイトに申し込みます。

今回父のスマホのSIMロックを解除したのもこのやり方なのですが、長くなってしまったので別記事にしました。