ヨーロッパ周遊旅行!弾丸1ヶ月放浪記

ビザはとらず、約2ヶ月をフランスで過ごし、残りをヨーロッパ周遊に当てました。厳密には24日間でした。

女ひとり旅行、スーツケースは重いし、調べ物の連続…

旅行の計画段階からかなり苦労したので、同じような旅行を計画しているあなたの参考になれば嬉しいです!




ヨーロッパを周遊しようと思ったきっかけ

せっかく遠いヨーロッパまで行くのに周辺諸国をたいして見もせず、フランスだけに滞在して日本に帰るのはもったいない、いろいろな国を周遊したほうが絶対面白い!と漠然と考えていました。

予算的にも、何回にもわけてヨーロッパに行くより、交通費が浮きますしね。あと昔から一人旅がしてみたかったと言うのもあります。

周遊ルート

主にベネルクス→フランス縦断→ポルトガルからのロンドンの3段階くらいにわけて旅しました。


部屋を借りていたパリを起点として、まずはベネルクスをめぐりました。
パリ→ブリュッセル→ブルージュ→アムステルダム→ルクセンブルク

ルクセンブルクからはフランスをほぼ縦断
①ルクセンブルク→②ストラスブール→③ナント→④トゥール→⑤リヨン→⑥アヴィニョン→⑦エクス=アン=プロヴァンス→⑧マルセイユ→⑨ニース

パリにおいてあったスーツケースを取り、ポルトガルとロンドンを巡り帰京。
ニース→パリ→リスボン→ポルト→ロンドン→東京

実際行ってみると、ここはもう少し日程にゆとりをもたせたかったなぁという都市が沢山あり、計画の難しさを痛感します。
旅に出る前からガチガチにルートを決めたりせず、ある程度ゆとりをもったスケジュールで、柔軟に動けるようにするのがおすすめです。

個人的にベルギー、オランダ、ストラスブール(というかアルザス)、ポルトガルは3泊以上は必要だと思います。
ロンドンは地方都市いくなら1週間は欲しいかも。

ヨーロッパ周遊プランの立て方

実はヨーロッパ周遊はこれが2回目。
とはいえその時は3カ国しか周遊しなかったので、大体のイメージはつくもののプランを立てるのにはとても苦労しました。

流れ的には以下のような形で決めました。

  • 旅好きな友人から情報を入手
    「ベルギーおすすめ!ワッフルが美味しい!」「ポルトガル最高!物価安やすいし、街並みが可愛らしい!」などの情報を得て大まかな周遊先をリストアップ。

  • 気になる地域について掘り下げる
    周遊先の観光情報はオールアバウトやトリップアドバイザーなど、ネットを見て入手していました。

    パリとロンドンのガイドブックしか持っていかなかったのですが、もし日本にいた時に計画していれば、ガイドブックを見たほうが早かったなぁと思っています。

    ネットよりも本の方が情報がまとまっているし、どんな国なのか理解しやすいんですよね。

  • 都市や国の位置関係を参考に周遊ルートを確定する
    都市を移動する順番については気候や観光スポットなども影響してきます。例えばオランダはチューリップなど、春のイメージがありますよね。確実にチューリップが見たい人にとっては、いつ頃から咲くのかなどの情報も大事です。

    経路や時期によって交通費は変動するし、ネット完全予約制の観光スポット、予約困難なミシュラン三つ星レストラン等に左右されてルートを見直す必要が出てくるかもしれません。

    このあたりは調べるほど行きたいところも増える一方なので、ある程度調べた段階で優先順位を決めるのが良いと思います。

交通手段、ホテルなどを確認する

周遊地域間の移動はLCC、SNCFなどの国鉄電車、格安バス、blablacarを使っていました。
地域によっては、田舎でバスしか通っていないようなところもあります。
そういった地域に移動する場合、時間に制約が出てくるので、周遊ルートが確定したら一度アプリなどを使って実際にそのルートで移動可能なのか、本当に移動手段はあるのかなどを確認します。

ホテルについては現地に着いてからでも予約できますが、常にルート検索やホテルを探している状態で旅行するのは精神的に疲れるのであまりおすすめしません。
第一旅行が楽しめません(涙) キャンセル無料ならホテルは抑えておくのも一つの手です。

ヨーロッパ周遊を終えてみて

旅が終わってみて、最初に思ったことは「疲れたー!」でした(笑) でも本当に楽しかった。
一度に様々なことを吸収したことで以下のような気づきがありました。

バックパッカーの気持ちが理解できた
荷物が重いことがとにかくストレスでした。
勉強道具や、季節的にいたしかたなくもっていった冬着などで荷物がパンパンだったので、そういったものはスーツケースへいれてパリの友達の家に置いていきました。

ある程度旅を消化し、ポルトガルに行く前にピックアップしたのですが、これは大正解でした。
2,3日分の服と下着に洗面用品類、薬等の最低限の所持品をリュックにいれて移動してましたが、数キロでも一日背負っているとすごく疲れます。

万が一の時に走ったりもできることを考えるとバックパックってやっぱり理にかなってるなぁと思います。

とはいえヨーロッパに留学とかだとスーツケースやっぱり必要だと思います。

もしスーツケースを新しく買う予定があるならとにかく軽いのをおすすめします。

おすすめはリモワ、サムソナイト、シフレあたり。

ヨーロッパは歴史や文化を理解すれば二倍楽しい
フランス内はいろいろな都市に行きましたが、後半の方は少し飽きがきてしまっていました。
教会、中世の建物、トラム…似たような光景。

でもよくよく調べるとそれぞれ特色があるもの。

せっかく時間とお金をかけてきていても、見どころが見つけられないともったいないです。
歴史や文化についてしっかり調べた都市ほど楽しかったので、今後は下調べにもっとしっかり時間を使いたいです。

ゆっくり旅しよう! ホームステイやAirbnbもおすすめ
1、2日の滞在で都市を移動してると本当に疲れます(笑)

貧乏性をこじらせて極力いろんな都市に行こうとこのルートにしたものの、なかなかなハードスケジュールでした。

しかも都市についてからもAに行きたいBがしたい等、やりたいことが溢れ出てくる始末。

旅の後半は極力予定を盛り込みすぎず、優先順位を決めて行動するように心がけていました。
時間もできればゆっくりとって、大きい都市なら二週間くらいいても良いと思います。

Airbnbで長期滞在、もしくはホームステイもおすすめです。本当にそこに住んでいる気分が味わえますよ。