こんにちは、よこたんです!
今日は朝起きたら肌寒くてすっかり気分は秋です〜むにゃむにゃ。。
なんだか温まりたくて、今日は「本気の」ホットココア(笑)を作ったのでご紹介しまっす!
本気のホットココア
材料(2人分)
ココア…大さじ2
きび砂糖…小さじ3
牛乳…300ml
作り方
1.鍋にココアを入れて泡立て器でココアをよく混ぜながら弱火で数十秒炒る。香りが出てきたらきび砂糖を入れてよく混ぜる。
2.少しだけ牛乳を入れ、ココアのダマをつぶしながらココアが艶のあるペースト状になるまでよく混ぜる
3.ココアのダマが完全に消えたら少しずつ牛乳を足していき、その都度よく混ぜる。表面が白っぽく、鍋のふちに細かい泡がでてきたら火を止めて完成。
ポイント
ココアにこだわろう!
なにせ「本気の」ココアなので材料からこだわりたいところ(笑)わたしは1922年創業のフランスの製菓用チョコレートメーカーVALRHONA(ヴァローナ)の純ココア(カカオ)※純=砂糖などが含まれていない純粋なココア
を使ってます。TOMIZで買ってるよ〜。
もともとヴァローナは製菓用のクーベルチュールから知ったのだけど、しばらくしてココアパウダーもあることを知って即買い(笑)
色からして普通のココアよりも濃い茶色で、香りが良くて深いコクがあるのでかなりおすすめ!
ホットココアだけじゃなくて、ココアパウンドケーキとか、トリュフの仕上げにかけたり…チョコレート系のお菓子全般に使えます!
あとここだけの話、ココアはリゾットにかけても美味しいです!
砂糖にこだわるんや〜!
ココアを炒ったら、かならず牛乳を入れる前に砂糖を混ぜておきましょう。
お砂糖には水を引きつける脱水作用があるので、ココアの間に砂糖が入り込んでいるとダマを防ぐことができます。
お砂糖はきび糖を推奨します。上白糖と違って精製していないので、さとうきびのミネラル分が残っていて、コクやうま味になります!
ちなみにきび糖と同じ薄茶色で、似ているのが三温糖。
これはいったん精製した上白糖を煮詰めてカラメル化したものです。
なので成分的には上白糖やグラニュー糖とほぼ変わりませぬ。
グラニュー糖にすればすっきりとした上品な甘さになるので好みで選んでみましょ〜
牛乳にこだわる!
乳脂肪分と殺菌温度に注目!乳脂肪分比率が少ないほうがスッキリした味わい、多いほうがコクがあり濃厚な味わいになります。
個人的には味わいにインパクトのあるココアとあわせるならやっぱり濃い目がいいかな〜。
今日は「よつ葉 北海道十勝特選4.0牛乳」を使いました。ちょっと濃い目。
あとは殺菌温度。高温で瞬間殺菌しているものよりも低温でゆっくり殺菌しているもののほうが風味が豊かな気がするので、わたしは低温殺菌のものを選ぶことが多いです。
ココアは炒ることで香りを引き立たせる
胡麻とか海苔もそうですが、熱を加えると余分な湿気が飛んで香りを引き立たせることができます。
なのでココアも軽く炒るわけですね。
お鍋で作るのがめんどうな人はレンジで30秒ほどチンでも同じような効果が得られますよ。
絶対に沸騰させない
沸騰させてしまうと、上にタンパク質の膜がはってしまって口当たりが悪くなります!
この膜は、本当は牛乳の中に溶け込んでいるうま味でもあるので、弱火で少しずつ加熱して沸騰手前で火からおろすのがナイスです!
ココアの健康効果がすごい!
ココアって美味しいだけじゃなくて健康に良いとも言われてます。
まず血行促進につながるらしい。ホットココアならなおさらですね。
ほかにも血糖値を抑えたり、抗酸化作用があるとされてます。
さらにはリラックス効果があるといわれるテオブロミンや、カルシウムの吸収を高める効果のあるマグネシウムなんかも含まれています。
カルシウム2に対してマグネシウムを1の割合にするとカルシウムの吸収が高くなるらしいので、それを意識してホットココアを作る場合は牛乳250mlに15gのココアにすると良いみたいです。
※牛乳100mlあたり約100mgのカルシウム、ココア10gあたり約40mgのマグネシウムが含まれてます。
市販のものも美味しいけど、家で作るホットココアは好みの甘さに調節することもできるし、なによりリラックスできるのでぜひ作ってみてください〜
沸騰しないようにだけ注意すればレンジでもかんたんに作れますよん