夏野菜タブレのレシピ!フランス人が日常的に食べる定番料理

Salut!料理家よこたんです。

Taboulé(タブレ)っていう料理、知ってます?

今日はフランスの代表的な国民食であるタブレ(taboulé)のレシピの紹介です。

タブレはレバノンやシリアなどのアラブ諸国でよく食べられているパセリのサラダで、
刻んだパセリや野菜とブルグル(挽きわりの小麦)で作られます。
タブリとかタブーリと言うことも。

タブレはフランスでも非常によく食べられていて、モノプリなどの町のスーパーでも常に何種類か置いてあります。
タブレは日本でいうところの…なんだろう?
チョレギサラダみたいな感覚かな?(なんか違う気もするけど…笑)




フランスのタブレにかかせないクスクス


日本だとタブレに使うブルグルが手に入らないので今回はクスクスを使います。
(フランスでもクスクスを使ったタブレが多い)

クスクスとはデュラム小麦からつくる極小の粒状のパスタのことです。

13世紀半ばのアラビア語の料理本にレシピが載っていたほどの歴史がある料理で、北西アフリカで「いちばんよい食べ物」や「食事」を意味します。
クスクスの発祥の地はモロッコやチュニジアなにいたベルベル人の主食でと考えられていて、当時は溶かしたバターを混ぜるだけのシンプルな料理でした。
その後各国に伝播していき、現在では中東、イタリア、フランス、ブラジルなどかなり広い範囲で食べられていて、
現地の料理と融合した様々なスタイルのクスクスが楽しまれています。

タブレの材料(約6人分)

クスクス…300g
熱湯…250ml
きゅうり…二本
ミニトマト…15個
紫玉ねぎ…1/2個
レーズン…大さじ3
イタリアンパセリ…1パック
塩…小さじ1 1/2
胡椒…適量
レモン汁…大さじ2
ワインビネガー…大さじ1
オリーブオイル…大さじ3

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夏野菜タブレのレシピ

  1. ボウルにクスクス、オリーブオイル、レーズンをいれてよく混ぜます。
  2. 熱湯に塩を入れて溶かしたらクスクスにいれて混ぜ、ラップをして10分蒸らします。

  3. クスクスを蒸らす間に野菜を3,4mm角のみじん切りにします。
  4. クスクスを少し味見してみて、ムラなく柔らかくなっていたらちゃんと戻せた証拠。

  5. 粗熱をとり、残りの材料を全て混ぜ合わせ、塩胡椒で味を調えたら冷蔵庫でよく冷やしてタブレのできあがり!

おいしいタブレのポイント


クスクスが柔らかく・でもベチャッとしないように戻せればあとは野菜をいれるだけなので簡単です。

材料の分量はあまりこだわらず、好きなものを好きなだけいれるのがタブレを美味しくするコツです!

  • クスクスはレンジでチンしたり、鍋で蒸してもおいしくできます。
  • 野菜の量はお好みですが、色の強いものは少なめにするとバランスが良いです。好みでレーズンやナッツ類など色々試してみるべし。
  • お湯をクスクスよりやや少なめにする事で、日が経ってもタブレのパラパラ感を長く保てます。
  • 野菜もきゅうりの種を取る、塩もみするなどして余分な水分を抜くとパリッと感が長続きします。
  • パセリやハーブを増やすと異国度が高まります。

タブレは数日は日持ちしますし、夏にぴったりの前菜です。
試しに一度作ってみてはいかがでしょうか?!

それではまた。Au revoir〜!